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1/43 テナリブ製 リジェJS-11製作日記③

2020年01月12日|1/43 テナリブ製 リジェJS-11製作日記

デカール貼り テナリブに限らずFDS、Hifiなど古いデカールは水に漬けた瞬間、バラバラになる可能性があります、デカールのニスに相当するクリアーをもう一度コートすると生き返ります、マイクロスケール社の「リキッド デカール フィルム」 750円 という溶剤を上記の写真のようにプラ板をスキージ(ヘラ)変わりに上から下に動かせ平均になるよう塗ります、10分くらいで乾燥するのでその後、この行程を最低2回行うとほぼ大丈夫です、一部を切り取り水に漬けてまだ、バラバラになる場合、もう一、、度繰り返します、ちなみにテナリブは5回ほど繰り返さないと生き帰りません、また、平筆で塗っても大丈夫ですが、塗りムラが出ないように注意してください

デカール貼り 2 下記の写真にある溶剤を駆使しデカールを貼っていきます、タメオなどのカルトグラフのデカールは高品質で、ノリも強く、貼るのが楽ですが、テナリブや古いデカールは硬く、無理やり曲げると折れたり、ノリも弱く、とても困難します、また、デカール軟化剤を多用するとゆがんだり、表面のニスが取れてクリアーコートした際溶ける原因にもなります、ここは、裏技の「熱湯綿棒」を使います、蒸しタオルで貼付部分に当てるとと良く言いますが、実際には持つとき熱かったり、ピンポイントで当てられなかったりと、かなり無理があります、ドライヤーの熱風を当てることも1/43の場合ボディ全体が熱くなるので、これもピンポイントは無理!そこで、アイロンやハンダこてを熱くして、水に漬けた綿棒を当てて、ジュ!と熱くなったのをピンポイントでデカールに当てるとみごとに柔らかくなります、

また、デカール貼付まえにデカール専用ノリを漬けて貼ると古いデカールの場合安心です、また、硬くて熱湯綿棒でもなかなか柔らかくならない場合、モデラーズのデカール フィットを使い、30秒ほど待ってから熱湯綿棒を当てるとほぼ柔らかくなります、それでもダメな場合、トロンのタイヤ用デカール軟化剤を筆でつけて10秒ほどして、普通の濡れ綿棒で拭き取り、その後、熱湯綿棒を当てるとほぼ100%柔らかくなります。

左から

  • トロン製 タイヤ用デカール軟化剤 700円
    ゴムタイヤの上のグッドイヤーなどのデカールを貼付後、筆でひと塗り、そのまま(絶対さわらない)1時間後、印刷したようにぴったり貼れています、ニス部分の溶けて、本当に印刷したよう、ただ、筆でひと筆塗る際、手際良く塗りましょう、5秒から10秒でデカールは溶けてきます、ボディのデカールに使用する場合、強力過ぎるので、水で薄めて使ってください
  • モデラーズ デカールフィット(デカール軟化剤) 300円全国でお求めやすい軟化剤、グンゼよりもう少し強いです、デカール軟化剤自体エチルアルコールなので(注射するとき消毒するあれ!または、アルコールランプのアルコール)薬局で買って(大量すぎるけど)水で薄めて使っても可、また、タミヤのアクリル塗料のうすめ液も同じ溶剤なので軟化剤としても使えます、こちらも水で薄めて使います
  • プロバンス製 バキューム接着剤 700円
    もともとはバキューム用のノリですが、木工用ボンドを水で薄めたモノに近いです、ただ、木工用は薄めると接着力が弱くなりますが、こちらは水っぽくても強力、デカールのりとしても充分使えます、乾燥後透明になるので重宝します
  • プロホビー製デカール接着剤 「スライドマーク セメント」 800円
    こちらはデカール専用接着剤、水性ノリなのではみ出しても濡れ綿棒で拭き取れます、大きな模型店で扱っています

食器乾燥機に丸一日入れて デカールを乾燥させ、デカールのニス部分が浮いてこないようにオートクリアーを吹いてデカールニスとデカール全体をなじませます、約5倍ほどに薄め、ややシャブシャブにしたオートクリアーを3回、遠目から吹きます、5分ほどで乾燥しますので続けて行います、最後にややたっぷりと吹きます、ここであまり厚く吹くと、ウレタンクリアーを吹いた後でクリアーの厚み分の硬化と乾燥の違いと、ラッカー系とウレタン系の違いのトラブルが出ます、ヒビワレしたり、シワがよったりします、ここは、あくまでデカールを下の塗料と一緒になるため、溶かす という作業に留めます、それとデカールのニス部分を下の塗料に溶かす この2点のみに注意します

この後ウレタンクリアーを吹きます、このオートクリアー吹きからウレタンクリアー吹きまでの時間は約半日は開けたいです、乾燥機でしたら1時間ほどで出来ます、安全を見て2時間あれば十分です

ウレタンクリアー吹き ウレタンクリアーGP1を吹きます、ブラシの吹き方は上記の塗料の吹き方と同じ、やや
薄吹きをし、その後だんだん厚吹きをしていきます、ウレタンクリアーと言えども。シンナー成分入っているので一気に
厚吹きをするとデカールが溶けます、慎重に、クリアー層を重ねていく感じで吹いていきます、以前質問をいただいた
ものを掲載いたしますので、参考にして下さい

質問

御社のウレタンクリア(主にGP1) を使ったエアブラシの仕方がよくわかりません。
ご助言をいただければ幸いです。
現状:
1/43のレジン・メタルキットを製作しています。
2液を指定通りに混合し(10:1)、シンナーを3程度加えて塗装していますが、塗装面の中心にはうまく塗料が乗るものの、その周囲には塗料が小さい粒となって付着し、冷凍庫の霜のようになってしまいます。とりわけ、エアダクトやコックピット内側などにその傾向が強く出ます。
重ねて吹き付けると塗料が乗って透明で平坦な塗面になりますが、今度はその周囲が霜と化し・・イタチゴッコのような状況になり、上手くいけば相当厚く塗料を吹き付けたと思われる段階でようやく全体が透明にコーティングされます。
また、ノズルを2センチ程度まで近づけなければならず、かなり塗料が飛び散ってしまいます。
これまでキットを100近く作ってきましたが、全て缶スプレーを使ってきました。
しかし、ラッカーのクリアーコートの痩せに失望してウレタンに手を出したわけです。
やはりかなり勝手が違います。
最終的には上手くいくこともあるので、上の状況が普通なのか(時間が経てば霜は消えるものなのでしょうか)、それとも問題があるのかもわかりません。
それとも何か根本的に勘違いしているのでしょうか。
是非、ご教授いただきたいと思います。
ちなみに、コンプレッサーはクレオスのリニアL5、ハンドピースはプロコンBoy LWA ダブルアクション(ノズル径 0.5ミリ)。
ほぼ全開にして吹いています。

これの答えです

ウレタンクリアーはなかなか扱いが難しく、慣れていても失敗することがあります
また、その失敗の原因が分かり難いのも難点です、デリケートなので何か原因があるのですが・・・ 症状がわかりやすいのですぐに解決できると思います

  1. 10対1での配合ですが、ます、クリアー、硬化剤それぞれにのビンにマジックなどで10の
    目盛りを書いてください、
  2. クリアーの目盛り1に対し、硬化剤1を出し混ぜてください(実際の配合率は5対5です)その後ウレタンシンナー(ピュアシンナー等は使わないでください)を2から3割入れます、そのままガンで吹いてください(テスト用のプラ板などに)これでしぶきが白く粉にならないようならOKです、白くなるようでしだしたら、シンナーをもう1割ほど入れてください
  3. 現在夏で温度も高く、吹いている最中に硬化します、それが白い粉となってザラザラに固まるのです、シンナーを入れることによって解決できます
    シンナーは別売しております、1本500円、お近くの店に在庫がない場合注文していただければすぐに出荷いたします
  4. シンナーを入れますので次の日にはシンナーの揮発分のヒケが出ます、24時間以内なら重ね吹き出来ますので、デカールの段差をなくすようさらに吹いてください
  5. 吹いているとき全体がきれいに吹けないで、一部クレーターになる場合、そこの部分にテ゜カールののり、ガンから出た水、指の油 等何か異物があると思われます、吹くのをやめてそのまま6時間ほど硬化(乾燥)させて、ペーパーでやすってください
    最悪は全部やりなおし(シンナー漬け)になります

ウレタンクリアーの場合

  1. 吹く前には一度洗う、濡れティッシュで拭く、
  2. デカールの接着剤が弱く、クリアーを吹いたらデカールのニスの部分が白く浮いてしまった・・・・修正は不可のため、妥協するか、シンナー漬けで最初からやり直し・・・・それを防ぐためオートクリアー20%とビュアシンナー80%のシャブシャブを作り
    デカールの部分のみに吹きます、ゆっくり、薄く、5回ほど、デカールが塗装面の塗料
    に溶けて一体になってのを確認後、乾燥
    ・・・・2時間から6時間後、オートクリアーが完全乾燥をしたのを確認して、ウレタン
    クリアーを吹きます
  3. 24時間以上経過した場合、ウレタンクリアーの重ね吹きをすると上面と下面との硬化速度
    の違いからシワが入ります、

質問

  1. 10対1での配合ですが、ます、クリアー、硬化剤それぞれにのビンにマジックなどで10の目盛りを書いてください、
  2. クリアーの目盛り1に対し、硬化剤1を出し混ぜてください(実際の配合率は5対5です)
    その後ウレタンシンナー(ピュアシンナー等は使わないでください)を2から3割入れます、

配合比率は指定通り10:1ですか、それとも5:5(=1:1?)なのでしょうか。
ビンの大きさが違うので、それぞれ10分の1ずつなら、10:1ではないのでしょうか???
私は料理用の計量スプーンで10と1を混ぜるようにしています。

シンナーの量

2から3割という場合に、2液混合分に対する比率ですか、それとも混合後の全塗料に対する比率ですか。
例えば、ウレタン10cc+硬化剤1ccに対してウレタンシンナーを3cc入れた場合、シンナーの比率は3÷(10+1)=27%と考えるのか、それとも3÷(10+1+3)=21%と考えるべきなのか、どちらでしょうか。

追加的な疑問:

ウレタンに対する硬化剤の割合は厳密にすべきなのか、かなりいい加減でも良いのでしょうか。
間違う場合には硬化剤は多い目の方がよいのでしょうか、少な目の方がよいのでしょうか。

5.シンナーを入れますので次の日にはシンナーの揮発分のヒケが出ます、24時間以内なら重ね吹き出来ますので、デカールの段差をなくすようさらに吹いてください

濃い塗料を吹いて1回で済まそうとするのがよくないのですね。

別の質問

ちょっと別の話ですが、先日、御社のファインシルバーの上にウレタンを吹いて大失敗しました。
塗膜の中でシルバーの粒子が浮き上がってしまったのです。
しっかり研ぎだそうとして一度に大量に吹いたせいかもしれませんし、今思い返すと、ウレタンシンナーの代わりに間違ってピュアシンナーを混合したのかもしれません。
混ぜ合わせたときに白い半透明の澱(オリ)のようなものが浮遊していましたので。
正しい使用法の場合に、シルバーを含むメタリック系の塗料の上に吹いても大丈夫なのでしょうか。

答え

硬化液とクリアーは10対1です、でも大体でも大丈夫です、10対0.8とか、10対1.8とか・・でも10対3とかは硬化不良が出ます

シンナーの量

クリアー+硬化液の量に対して2.3割です、でも大体で大丈夫です
追加的な疑問: ウレタンに対する硬化剤の割合は厳密にすべきなのか、かなりいい加減でも良いのでしょうか。
間違う場合には硬化剤は多い目の方がよいのでしょうか、少な目の方がよいのでしょうか。

・・・・どちらかと言えば少ない方が良いです、少なくても時間はかかりますが硬化します多いと硬化不良の原因になります、シワがよったりします

5.シンナーを入れますので次の日にはシンナーの揮発分のヒケが出ます、24時間以内なら
重ね吹き出来ますので、デカールの段差をなくすようさらに吹いてください

濃い塗料を吹いて1回で済まそうとするのがよくないのですね。

・・・冬は寒いし硬化しにくいため1回で厚く吹けます、要は温度と湿度なのです
適温は40度くらい、でも吹いてすぐに乾燥機の蓋を閉めないでください揮発分の出口がないため泡が出ます、
湿度は乾燥しているほうが良いです、が゛、乾燥しすぎは静電気のもとなので約40%くらいが良いです

質問

ちょっと別の話ですが、先日、御社のファインシルバーの上にウレタンを吹いて大失敗しました。
塗膜の中でシルバーの粒子が浮き上がってしまったのです。
しっかり研ぎだそうとして一度に大量に吹いたせいかもしれませんし、・・・一度にでも、何回か分けても、同じです、ウレタンは表面からではなく、底から化学変化で硬化します、そのときクリアーが動くのです、厚く吹くとその動きが大きくなり必然的にシルバーの粒子を動かして紋様のような事が起きます

対策としては、偶然を祈る、クリアーを薄くする、ラッカー系のオートクリアーにする、しか方法がありません、シルバー、ゴールド、明るいメタリックブルーはウレタンクリアーはお勧めできません

今思い返すと、ウレタンシンナーの代わりに間違ってピュアシンナーを混合したのかもしれません。
混ぜ合わせたときに白い半透明の澱(オリ)のようなものが浮遊していましたので。
正しい使用法の場合に、シルバーを含むメタリック系の塗料の上に吹いても大丈夫なのでしょうか。

・・・上記のとうり大丈夫なときとだめな時があります、難しいです・・・

距離は何センチぐらいが適正なのでしょうか。

・・・・難しい質問ですね、塗装のの命は希釈と吹くときの距離なのです、ウレタンクリアーに限って言えば(希釈率が個人差がでにくいので)エア圧は0.3気圧以下、で距離5cmで左から右へ動かすスピードは時計の秒針のスピードの半分くらいで吹いてます、あくまでスプレーで吹くと言う感覚ではなくスプレー状の筆で塗料を載せていると言う感覚です、・・・・難しい・・・

組み立て 各パーツを組んでいきます、ラジエター部分にタメオ製別売のラジエター模様のエッチングを切り、貼ります、ファンネルは磨いてピカピカにします、接着は、エポキシボンドと瞬間接着剤の401(高強度)と406(白くならない)、各540円をデザインナイフの刃先につけ接着、リヤウィングは全部一体のため、エンドプレートのみ塗装、ウレタンコートをし、その後そこをマスキングし、ウィング本体をまず、つやありブラックでとそう、乾燥後アルクラッドカラーのクロームシルバー 1.400円で塗装、ほぼメッキ状態になります。

バキュームパーツ を新品に換えたデザインナイフの刃先で切りだし、バキューム接着剤で止めて完成!

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